え、違うの?住んだからこそわかる、日本とカナダの違った当たり前。―レストラン編―

こんにちは、カナダから一時帰国しているSakanaです。

カナダへ留学やワーキングホリデーで行きたいと思っている人や
もうすでに準備をはじめている方もいるのではないでしょうか。

これから初めてカナダに行く方にとって

カナダと日本で違うことってなんだろう?
カナダのレストランでチップはどうするばいいの?

などなど事前に知りたいことは多いですよね。
カナダと日本の文化は違うことはたくさんです。
歴史的背景からも、ヨーロッパやアメリカの文化の影響が強いのがカナダです。

今回は、レストラン・飲食店で驚いた日本とカナダの違いを紹介します。

【ここが違った!日本とカナダのレストラン5選】

①「すみません」と呼ぶことやボタンを押して店員さんを呼ぶことはない!

カナダのレストランでは、サーバーと呼ばれる店員さんが
テーブルごとに担当されていることが多いです。

席に着くとドリンクのオーダーをまずとりますが、
決まってなければ後ででも大丈夫です。

決まりそうな時間になると、
また担当のサーバーがテーブルに来て、
注文をとりにきます。
なので、わざわざ店員さんを呼ぶことはほとんどしません。

食事中も、サーバーは定期的にテーブルにきて、
「料理はどうですか?」「他になにかいりますか?」
など声をかけにきてくれます。

これは、カナダではサービスひとつです!

話は違いますが、昔の中学校の英語の教科書に「Excuse me」の学習の項目で、
レストランの注文の練習分があり、
「Sorry」と間違えて店員さんを呼んでいる例文があったのを思い出します。

②日本食店でもお茶は有料。おしぼりもない!

日本では、特に和食店にいくと水同様に、お茶が出てきますよね。
カナダでは水は出てきますが、お茶は有料で、注文しなければいけません。

あと、おしぼりという文化もありません。
おしぼりついてくるのは、日本特有の文化ですね。

③食べきれなかったものは、持ち帰りできる!

日本でも、持ち帰りできるところもありますが、
お店によってはできなかったりしますよね。

カナダではどこでも持ち帰りできます。

「ドギーバッグ」と呼ばれ、
ドギーバッグ下さいと頼めばどこでも気軽に持ってきてくれます。

④お会計は別会計がどこでも!

日本でも個別会計できますが、
できないところもまだたまに見かけますよね。

カナダでは、大人数でも、自分が食べたものを払うといった
個別会計がほとんどの飲食店でできます。

レストランでは、店員さんが機械を持ってきて、
テーブル会計になるところがほとんどです。

⑤チップは店内飲食で多めに渡し、テイクアウトほとんど渡さない。

あまり、チップはどのくらいと決まったものはないようで、
一般的に聞くのは、
店内飲食で10-15%、テイクアウトで、払わないまたは少額のことが多いようです。

マクドナルドやティムホートンなどのファストフード店で
チップを払うことはほとんどないですね。

チップは受けたサービスに対してよかったら払うという感じですね。

それもあって、、
満足してるかな、ほかに必要なものあるかな、食べ終えた食器はすぐにさげるなど、
と サーバーの人も、何度もテーブルにきて、確認してくれます。

またカード払いの際は、金額確定したあと、チップを払う画面になります。
パーセンテージ、または金額で入力でき、
チップを払わないときは、ゼロまたは、チップなしを選択します。

私自身がはじめてのときは、見たことのない画面にどうすればいいか困った経験がありました。

番外編

ココアといものはない!
これは個人的にやったことがあるものです。
カナダに来た当初、英語もほとんどできなかったときです。

ココアの広告があったので、ココアください。と注文しても理解されず、
結局買えなかったという経験があります。
カナダでは、ココアは、ホットチョコレートといいます!

私のなかの、ホットチョコレートは、スキー場などで売られている
濃厚なチョコレートを溶かしたミルクのことでした。
ココアパウダーも、チョコレートと同じカカオからできてますから、
ココアとホットチョコレートは同じなんでしょうけど。。。。

まとめ

以上、実際にカナダに住んで経験したことをもとに
日本とカナダでの、飲食店での違いを紹介しました。

いいなと思うこともあれば、
なかなか慣れない文化もありますが、

違った文化を体験するのは、刺激的でおもしろいですね。

文化の違いで、恥をかくこともありますが、
それもいい経験、笑い話として楽しみましょう。